第4回木組みの森劇場の様子
第4回 木組みの森劇場を行いました。 読み語りは、ボイシストの鴇羽tokihaさん。夏目漱石の「夢十夜」の第1夜と6夜を今回も新たな表現で楽しませてくださいました。一つのお話を陰と陽の2通りで読むという方法で、表現で異なるお話のように思え、驚きました。
歌も、同じものを陰と陽で歌うという凝ったステージでした。 館長のミニ講座は、第6夜にちなんで、彫刻と彩色について。仁王像制作過程の写真や彫刻・彩色の現物を見ていただきました。 さらに、スペシャルゲスト、伝統工芸人形作家の佐藤和さんが、人形の原型をお持ち下さり、彫刻と彩色についてお話しくださいました。大きな違いは、下地の胡粉処理のようで、人形の場合は100回くらい塗ると聞いて皆さん驚いていました。